見た時に「おっ!」と思われるものを作る時のメリット、デメリット
「おっ!」と思われる内容とは?
まずは自分が営業される側であり、パンフレットを受け取ったことを想像してみてください。
相手は担当者である自分に何らかの商品やサービスをアピールしてきています。
パンフレットをどのタイミングで渡されるかは、その時々の状況で違ってきますが、もしパンフレットのデザイン・内容共によくあるものであった場合、あなたは中まで見ようと思うでしょうか。
おそらくパラっとだけ見て、二度と開かれないのではないでしょうか。
作った時のメリット
以前制作をお受けした会社の営業の方に制作前のヒアリングで「会社案内で仕事なんて取れない。」という厳しいご意見をお伺いしたことがありました。
確かに会社案内であっても、パンフレットであっても、その媒体のみで仕事を受注することは難しいです。
なぜなら紙媒体は営業のメインではなく、それらを補助する道具なのです。
例えば営業先での相手の担当者との感触が良かったとしましょう。
その時「何か会社案内かパンフレットはないですか?」と聞かれ、「ありません」と答えるより「自分たちで作った会社案内」がある方がいいです。
そして「自分たちで作った会社案内」よりも「テンプレートではあるけれど、デザインが素人くさくない会社案内」の方が更に印象は良くなります。
ですがそれでは同業他社も同じレベルのものを持っている為、印象に残ったとまではいかないでしょう。
印象に残り、営業先で担当者の方が同僚や上司にも「これちょっと見てください!」と言われるような制作物であれば、そこから話はつながっていく可能性は上がっていきます。
営業時には当然営業マンとしての腕が必要になります。
ただし営業後の社内会議の時、営業マンの変わりに営業するのは会社案内であったりホームページなどの媒体となるのです。
作った時のデメリット
制作時のデザインや、印刷内容にも凝る場合は、従来の印刷金額よりも割高になることは否めません。
ただし料金が高くなるといっても、部数にもよりますが1千部程度であれば数万円の違いになります。
数万円のコストを重く見るよりも、営業で仕事の受注率を上げることを考えた時、そのコストは決して無駄にはなってきません。
会社・商品の顔ともなれるパンフレットを持つことがどれだけ重要となるか。
今回挙げたメリット・デメリットから、現在のパンフレットが「印象面としてどうか」をぜひ一度お考えください。