石材店のパンフレットを作るときに大切にしたお墓への想いとデザイン
2022年1月18日 カテゴリー:
会社案内・パンフレット製作実績
この度当社で滋賀県東近江市にあるストーンメーソン真のパンフレットを製作しました。
元々はパンフレットの製作ではなくホームページからの製作からこの依頼はスタートしており、ホームページの作りこんだ内容をうまくリンクさせるためにパンフレットのデザインも担当することに。
参考リンク:ストーンメーソン真
石材店のパンフレット製作をする前に、10社ほどの同業者のパンフレットを拝見した中で圧倒的に多かったのがお墓の商品紹介を主とした内容でした。
その内容だけを伝えても、お客様にとっては「どのお墓が良くて、どれを選んだらいいかわからない」為、今回は商品紹介よりもその一歩手前の「信頼できる石材店」という所に重心を置いて制作することに。
出来上がったデザインを元に、商品紹介が中心ではない場合の石材店のパンフレットをご紹介します。
あえて他社とは違った構成を考えて、デザインを組み立てる。
今回のケースでは業界内でなぜか標準となっている構成が合ったため、まずはそこから考えることに。
お墓を建てる側としては数十万円から数百万円の大きい買物になります。そこで依頼する側が「この石材店であれば信頼できるかも。」というのを伝えられるように下記の内容を作りました。
1.石材店としての想いを重視して書くこと
2.これまでの実績から石材店ストーリーを作ってイメージしやすくること。
この2つで8ページ中計4ページの半分を使い石材店としての想い、信頼してもらえる点をアピールしました。
上の画像が実際のストーリーに関する内容で、お墓を購入するであろうターゲットを4つ絞り、そのターゲットが読みたくなるストーリーを過去の実績から考えて構成いたしました。
伝えたい内容をシンプルにデザインし、より伝えられるように。
最終的に出来上がったのがこちらのパンフレットになります。
表紙から最後のページまで内容を詰め込みすぎず、なおかつ伝えたい内容を伝えられるようにシンプルに情報をまとめています。
実際にこのパンフレットを持って営業されると「よりストーンメーソン真に興味を持ってもらえるようになりました。」とのことです。
業界の中で「こういったデザインと内容が標準的だ!」となっていても、お客様の目線から見ると実はそれが知りたい情報とは少し違っているケースがあります。
大切なのは何を誰に伝えて、どうしてもらいたいたいのか。
もしこれから石材店でパンフレットを制作の予定を検討しているかたはこの「誰」に「何」を伝えて、どうしてもらいたいのかをしっかり考えて作ることでより良い営業ツールができあがるかもしれません。