会社案内デザインで2案を提案する意味
二案あることで、選べる選択肢と気付くキッカケが生まれる
当社は制作を開始してラフイメージをまず書き上げるようにしています。
このラフイメージでは打ち合わせ時と現場を見学した時に、直感的に感じたものをラフにしたものが大体2案程度。
そこから業界のことを調べたり、実際に見るであろうお客様をイメージして考えたりなどの考察を重ねてラフの段階で4から5案程度が出てきます。
ラフ段階ですから、デザインよりも「伝える意味」を重視したものとなります。
複数案あるラフから、より担当者の方の意見が反映され、なおかつ効果がある案を二つに絞りデザインを制作していきます。
ここでお分かりだと思いますが、二案というのは
同じ内容デザインが違うというのではなく、当社が制作するのは
内容が違ってデザインも違う二案となります。
実際にこの二案をご提案すると、担当者の方からは「こういう考え方もあるんですか!」と評価されることが多いです。
「二案、どちらかは選べません。」
これよく言われます。
当然悪い意味ではなく、続きとして「どちらも良くて、選ぶことが難しい」というものです。
最終的には二案をほどよく混ぜたものとして、三案目のようなものが誕生するのですが、実際にここで費用が発生することはありません。
制作側としては、どちらかを選んで頂いた方が制作はスムーズに行きますが、担当者の意図をいれて制作した方が結果より良いものが出来ることが多いです。
この理由としては、その業種のプロから見たときにの
効果的な内容と伝え方があるからと思っています。
当然あまりにレイアウトが崩れたり内容が噛み合わない場合は、変更前にストップをかけることもあります。
ですが業種のプロ、製品開発者、広報担当者の方々の意見は現場の声で貴重でもあり、そこまでデタラメを言われることはないのでC案は打ち合わせの際で制作するケースが多いです。
より良い会社案内・パンフレットを、使って欲しい
二つの案を、現在の制作金額で制作するのは、正直に書くと「格安」の部類にはいります。
2013年に一度の制作金額の値上げを行なっていますが、それでも都市部または近隣の地域の制作会社に比べるとまだお得感があるのが現状です。
(一番安い!などと、料金面で謳う気はありませんが。)
それでも二案提出するのは、やはり制作して印刷し形となった納品物を見たときに、良い物と実感出来るからです。
実際に使ってもらい、「評判いいですよ!」と言ってもらうとまた実感することができます。